実はうちの母も優生思想。生い立ちが大きく影響していそうだ。8人兄弟の末っ子。上の兄弟たちには「またか…」といううんざりした気分が漂っていたそうで、実際に「◯子がいなければ…」という言葉を姉からかけられたことがあった。話を聞くとどうも歓迎された子どもではなかったようで、本人も「産んでくれなんて頼んだ覚えはない!」という鋭い痛みがあったようだ。母が幼少期の話をするときに、受け取る側としては強い恨みや怒りの感情を浴びる感覚がある。
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なすこ (nasukob@mstdn.jp)'s status on Thursday, 12-Jan-2023 18:42:51 JST なすこ - こーひーもどき✅ repeated this.
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なすこ (nasukob@mstdn.jp)'s status on Thursday, 12-Jan-2023 18:47:58 JST なすこ 母の幼少期の経験から、「本音では生まれてこなければよかったと思うのに、外面では世間体を気にして生まれて良かったみたいなことを言う」という意識が形成されてしまったようで、母の中では、「みんな本音では優生思想のくせに、世間体を気にして命はみんな大事なんていいこぶった綺麗事をいう」みたいなことになってしまっているようだ。
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なすこ (nasukob@mstdn.jp)'s status on Thursday, 12-Jan-2023 18:55:41 JST なすこ 私はそんな母のもとで育ってきたため(また、しょっちゅう聞かされてきたため)、まあまあ影響は受けてきた。だけど、一応いまは治った。治ったという言葉の選び方も変かもしれないけど。なんだろうな。治ったというのは、命の重さについて納得するというよりも、自分の怒りの発散に、そういう命を粗末にする言説とか言葉を使わなくなった。使わなくてもいいようになった。
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なすこ (nasukob@mstdn.jp)'s status on Thursday, 12-Jan-2023 18:58:36 JST なすこ 例えば今の私の前で母が優生思想的なことを言ったとしたら、子供の前では否定して止めてもらう。私と2人の時は、とりあえず傾聴する。なんとなく母の幼少期の怒りの発散をしているように感じるからだ。
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なすこ (nasukob@mstdn.jp)'s status on Friday, 13-Jan-2023 09:29:14 JST なすこ 母が未だに優生思想で私がそこから脱出できたというのは、母の場合は生い立ちから優生思想を持ってしまう切実さがあり、私はそこまでの切実さはなかった、この違いなのだと思う。
私自身は一人っ子で祖母と父は優しかったので(母とは大人になってから関係良好になった)、私のそれは母から何度も聞かされてきたからという、「周りで優生思想が強く喧伝される環境にあった」だけだから、その考え方の間違いに気がつけばわりとすんなり止められる。
いまは、政治やメディアをあげて優生思想(しかも、まさに母が強く思っていたような「みんな本音では優生思想なのに、良い子ぶって全ての命は大切なんて言ってるだけでしょ」というメッセージ)だから、私のようにそこまで個人的な切実さがなくても、ぼんやりと優生思想に染まっているという人も多いように思う。
ただ、今の学校は知らないけれど、昔の学校は人を大事にしない、子どもを人としてみない、人に優劣をつけるという環境だったので、全体的にそういう考えを増長させる土壌はあるのかもしれない。
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Panda (pandapanda@mstdn.jp)'s status on Friday, 13-Jan-2023 09:35:41 JST Panda @nasukoB 今の学校もそうですね…
大人(先生)が染まっていますからね…
形だけ欧米真似て討論みたいな授業もありましたが人権がないところでそれをやられてもね、という感じで