5月12日の #入管法の改悪に反対する大集会/まゆみさん 夫はトルコ国籍です。日本に来て15年、結婚して8年、難民申請は現在4回目で、在留資格を得られないままずっと仮放免の延長をしている状態です。 もしこの入管法改正案が決定し、現在審査中の難民申請が不認定になれば、まさに送還の対象となってしまうため、強い危機感を抱いています。 まさか、このような場に立ちスピーチをするなんて、夢にも思っていませんでした。 以前の私は何の苦労もなく、政治に興味もなく、お気楽に過ごす日々でした。やがて夫と出会い、仮放免の状況であることや入管のことを知らされつつも、まず一番は夫の内面にひかれ、結婚を決意しました。 初めの頃は、日本人と結婚していれば、収容や送還などありえないと甘い考えを持っていましたですが、結婚してあと少しで3年になるところで、仮放免の延長が不許可となり、理由なく突然収容されました。 その翌朝目を覚まし、いつも隣で寝ているはずの夫がいない悲しい現実を受け入れられず 、近くに住む義理の弟に泣きながら電話をしたことを今でも覚えています。 犯罪歴がなくても仮放免である以上、全件収容主義ということで理由なく収容される現実を知らされました。 そして一刻も早い夫の解放を求めるため、入管に申し入れした時は、いらない外国人はみんな帰ってもらいたいんですよ。在留資格なんて宝くじに当たったようなものですから。 では、弾圧がある国に夫と帰り、危険な目にあったらどうしますかと聞けば、自己責任ですから。と半笑いで回答され、また夫が難民に関するインタビューを受けた時は、私との間または前の彼女との間に子供はいないのかなどと質問されたり、こんな呆れたことばかりで、入管は厳正な判断をしてるとは到底思えません。
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