高齢者の犯罪者数が増え始めた平成67年(1994、5年)はインターネットの普及初期と重なる。さらにネットの利用が一般的になりIT(Information Technology)ではなく ICT (Information and Communication Technology) EV われるように技術の進歩がコミュニケーションの形を大きく変え始めた。この10年でネットは水道や電気といったライフラインに次ぐ重要なインフラとなりつつある。 シニアにやさしいコミュニケーションを そのためネットスキルによる情報格差はますます大きくなってゆく。さらにIoT(Internet of Thingsで情報だけではなく、物にまでネットが関わり、人々のQOLにまでその格差は広がろうとしている。その差は貧富の差とは違った、これまでにない軋轢を生んでいるのではないか。それが高齢者のイライラに繋がっていると考えている。人類の歴史を振り返ればわかることだが「追いやられた方の辛さ」は「追いやった方」には見えにくく、理解しにくい。
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