未見の方はネトフリで
「仁義なき戦い」を見て欲しいんですけど、山守組の組長のやり方があまりにもセコイので、若頭役の松方弘樹が
「もっと若いものに金が行き渡るように考えて欲しい」っていう話をするんですよ。
そしたら
「親に金を渋る子がどこにおるかい!!」って逆ギレするんですよね。
自民党の考え方ってまさにこのまま。政府は親で、国民は子。
子の金は親の金、金を出して当たり前。
子は親を守るために命を差し出して当たり前。
そういう世界観にいるんだと思う。
4部作の「完結編」では、山守組が暴対法が厳しくなって、右翼政治結社へ鞍替えする経緯も描かれます。
モデルとなった右翼団体「共政会」は現在も存続中だそうです。
いわゆる竹内力が出てくるような暴力賛美の「ヤクザ映画」とはちょっと違って、戦後の負の歴史を描く映画でもあるのでチェックしてみて下さい。 [参照]