もっと光を。否。もっと速度を。
ボイジャー1号が打ち上げから約50年経過した2026年11月に「地球から1光日」の地点に到達予定 - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20251113-voyager-light-day-away-from-earth/
「ボイジャー1号は地球から丸1光日の地点を過ぎても、2030年代初頭に電力が尽きるまでNASAの誘導に従って進み続けます。その後もボイジャー1号の旅は終わらず、太陽系を離れた後、オールトの雲を通過し、やがてグリーゼ445という恒星に接近する予定です。
オールトの雲は太陽系の外側を球殻状に取り巻いていると考えられている理論上の天体群で、短周期彗星はオールトの雲の内側から、長周期彗星は外側から発生する可能性があるとのこと。推定の下限値では、オールトの雲は太陽から1000AU程度の位置から始まるとみられており、ボイジャー1号は今後数世紀でオールトの雲に到達するかもしれません。しかし、オールトの雲は非常に広大なため、通過するまでに約3万年かかると推定されています。