表現は、未熟な方がかえって良い場合もある。 たとえば7日の読売新聞掲載の宮崎恵菜さん(小4)の句。菜の花を犬小屋にそなえ思い出す花を供えてれば思い出すに決まっているので、下5は余計だが、しかしそれがこの句の良さ。 上5に自分の名を少し入れた所もまた良い。 まさに「俳諧は三尺の童にさせよ」だ。