#アナオ小説
いつになるかわからんけど、今の連載がぼちぼち終わり次第書きたい小説。予告
『うんこ免除許可証』
如月ミカ、スカトロ業界の絶対的女神。
月数回の神聖な排泄をもって世を魅了し、「うんこ界のミューズ」とまで呼ばれたAV女優。だがある日、彼女のもとに一通の封筒が届く。差出人不明、内容は一枚の紙。それは――
「うんこ免除許可証」
以後、ミカは排便という行為から解放されるという。
彼女に何が起きたのか? なぜ便意は消えたのか?
混乱、失職、崇拝、批判。やがて世間は、うんこをしない彼女を“新たな神”として祀り始める。
だが、排泄とは本当に忌むべきものなのか?
排泄のない身体は、もはや人間なのか?
存在と美、出すことと生きること――すべてが問われる中、ミカは選ぶ。「私は、もう何も出さない」
排泄と哲学が交差する、前代未聞の妄想讃歌。
全人類に問う。「あなたは、うんこをやめますか?」