@KIA 私の今までの経験を通して痛感するのは、薬物をやって人生が好転するか暗転するのかは、遺伝子による部分が大きいということです。毒親家庭や発達障害で、薬物に頼ることで生き延びられる人もいれば、逆に身を持ち崩す人もいます。当事者がどういう遺伝子を持っているかは、「薬物をやってみなければわからない」ということであり、運によって決まります。
今気づいたのですが、教育虐待も薬物乱用問題も、「成功例があるから」自粛されないのだと思います。
「子供にスパルタ教育を行なったら東大に合格した」という例があるのは事実であり、学習塾や予備校などの受験産業はそういう成功例を宣伝材料にします。しかし、同じことがすべての子供に当てはまるわけではありません。同じことをやると精神を病んだり、自殺してしまったりする子供もいます。
同様に、「発達障害や不幸な境遇で苦労している人が、嗜好性薬物を使用したら問題を打開できた」という例があるのも事実ですが(以下略)