尹前大統領は(正)
ところで、安倍政権時代、外務省は「歴史戦」などと称して、米国で性奴隷制=従軍慰安婦制度の「否認」を含む「歴史修正主義」を大量の税金を使って展開していた。
しかし、WWIIとアジア侵略・それに植民主義に関する「歴史修正主義」は東アジアだけでなく、欧米でも通用する筈がない、ただの国内のネトウヨ向けのシロモノ。
であるから、倫理的に間違っており、美的に醜悪だけなだけでなく、国際政治的に、とてつもなく「愚か」な行為としか形容の使用がない。
外務省が「歴史戦」に積極的に加担した上、さらに韓国との関係を悪化させたことは、如何に日本の外交が「劣化」しているかを物語る。
元来外務省は、他の霞が関省庁と試験も異なり、一応「歴史と教養」がある方、ということになっているが、そのレベルたるや惨憺たるもの。
私が在仏中に会った外国外交官も「日本の外交官は英語は出来るけど・・・(もごもご)」(私が日本人なので遠慮している)。
また留学していた日本の同世代の外交官も「お話にならない」レベルだった。
その上、外務省内部でもあまりにも北米課(USA担当)がヘゲモニーを握り過ぎた結果、今や対米従属以外の選択肢がない。
このままでは株価暴落どころではない破局的な結果を招くだろう。