今日公開された『邦キチ!映子さん』最新話では、「〜アル喋りをする中華キャラ」を登場させて香港映画『トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦』(以下、原題の『九龍城寨之圍城』と表記)を取り上げており、あまりにも酷いので批判の意を述べておきます。
「〜アル」という話し方は、日本が満州で同化政策の一環として作り広めようとした簡易日本語である協和語を基にしたもので、ステレオタイプな「中国人/中華系の話し方」として日本国内で根付いてしまった表現です。
つまり、「〜アル喋りをする中華キャラ」は、植民地主義に由来する人種ステレオタイプであり、差別描写の一つです。古い作品ならまだ時代性を鑑みることは出来きますが、現在の作品で今なおこの描写を行っている作品については、私は中国系当事者として「ありえない」と考えています。
そして、日本は香港に対しても侵略・占領期に日本語同化政策を行っています。
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