第三者委員会がたった1か月半で事実関係を調査して、責務をきちんと果たしたことは評価したいですが、中居正広氏の「性暴力」の他にも同様の事案があったこと、幹部社員のハラスメントまで発覚したことなど、報告書の凄まじさはフジテレビへの「死刑宣告」と言っても過言ではないと思います。もはや、フジの経営再建は絶望的でしょうが、私は以下の2つの論点から見る必要があると考えています。
1.フジテレビだけでなく、テレビ業界に問題はないのか?
フジの時代錯誤な体質に非難が集中しているわけですが、他のテレビ局はといえば、毎年のように不祥事を繰り返している日本テレビ、最近もハラスメント問題を起こしたテレビ朝日とTBSと、ハッキリ言って「五十歩百歩」でしょう。このままでは、テレビ業界そのものがスポンサーから見切りをつけられる日も近いかもしれません。
2.芸能界は「ジャニーズ問題」を反省しているのか?
旧ジャニーズ事務所に所属していたタレントが「性暴力」で引退に追い込まれたという事実は重大ですが、他の芸能事務所やタレントは、この問題を「他人事」のように捉えていたのではないでしょうか。彼らがきちんと問題意識を持たない限り、同様の事案は今後も繰り返されると思います。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250331/k10014765711000.html