トランプに「51番目の州になれ」と侮辱され続けているカナダ。しかし、これに対決姿勢を示す与党自由党は、政権確実と見られていたが、支持率が急回復。
しかし、トランプは日本には「51番目に州になれ」とは絶対に言わない。徹頭徹尾USAは「白人の国」と思っているのだろう。
それにしてもカナダ、メキシコは1994年のFTA以降、米国の多国籍企業に国内を荒らされつくし、農業を始め、国内産業の多くは壊滅。メキシコ人の多くが米国の安い労働力としてUSAに流入。
米国境に近いメキシコ北部が麻薬を管理するマフィアに管理されるようになったのはそのためである。これをハリウッドでは、「メキシコ・マフィア」ものにすり替えているのだから言語道断。
そもそもカリフォルニア、ネバダ、テキサス、ユタ、ネバダなどは19世紀後半までメキシコ領。米帝国主義に戦争を吹っ掛けられて強奪された。
メキシコ大統領ディアスの「メキシコの悲惨、それは神から最も遠く、USAに最も近いこと」という名言、再びメキシコ人の多くが今再び嚙み締めているだろう。
しかし、米大陸で従来常に親米だったカナダを侮辱して敵に回し、ラテンアメリカではもはや味方はいなくなったトランプの米国、「中国を仮想敵」としているが思わぬところで足を掬われるのでは?