埼玉県南部に多く暮らす中東の民族クルド人が23日、さいたま市の県営秋ケ瀬公園でクルドの新春を祝う祭り「ネウロズ」を開いた。主催した「日本クルド文化協会」のシカン・ワッカス代表(33)が「ネウロズおめでとう」と呼びかけると、彩り豊かな民族衣装を身にまとった千人以上が輪になって何時間も踊った。
近年、在日クルド人に対するヘイトスピーチなど差別が相次ぐ。シカンさんは「クルド人は希望を捨てず歩んできた。日本人と希望を分かち合い、みんなで歩んでいきたい」とあいさつした。
会場ではケバブなどのクルド料理も売られ、日本人を含む参加者が祭りを楽しんだ。
埼玉の在日クルド人、新春祝う 「ネウロズ」千人踊る|47NEWS(よんななニュース) https://www.47news.jp/12345512.html