組織として町の人の基準から見て良くないものであったとしても、営農の近代化と農村の暮らしの改善に大変貢献したのも農協です
わたしたちはこの近代化のおかげで農作物をスーパーで手軽に買うことが出来ます
農協の歴史を書くとだいぶ長くなってしまうので割愛しますが
農業協同組合ですから、農協の職員は基本的に兼業農家の人が多かったのです
父も兼業農家の農協職員でした
農協職員が農業に詳しくないのは、元々は農家の集まった組合なのですから経験則で農業をやる人が多く、専門的に学んだ人が職員に少なかっためです
暮らしが改善された後、教育を受け大学を出ることが出来た人が職員になることが増えて行ったのだと思います
農協は食管法が廃止された後、次第に組合的な相互扶助の独立した組織から、国の農政によって振り回される機関になっていきます
農家が朴訥だ、というのも町の人が考える偏った農村像だと思います
土地に縛られ、一年中田んぼや畑の世話をしていて、他の世界を見ることが難しいのが農家でした
そこに貯蓄の大切さを促したり、保険加入などの推進をしたのも農協です
農協が無理難題を言っていたわけではなく、国が農協に命令して利用し、したがって農業に従事する人が囲い込まれわりを喰ったのが現在の姿だと思います
要は組合潰しです [参照]