【飴ちゃん】
ある日バスを待っていたら、一緒に待っていたお婆さんのお友だちが「今日は寒いなぁ」と言っておしゃべりしていました。お友だちがカバンから「飴ちゃん」を取り出して「あんた飴食べるか?」と言い、お婆さんは「ウチ歯医者やねん」「ほなあかんは」と会話が続き、そして、その隣で立っていた僕に「飴ちゃん」をくれました。「飴ちゃん」は立派な「コミュニケーションツール」なのだと僕は感じました。
「人の温もり」を感じました。
僕が今住んでいる所は「隣近所に誰が居るのかも分からない」「我関せず」なのが現状ですし、実家の母も「昔みたいな近所付き合いは無くなった。知ってる人は殆ど居ない」と言っていました。
ネットで誰とでも繋がれるのに現実世界ではそれが無い。月並みですが、そういう事を感じました。
飴ちゃんの味は「温かかった」です。