ついでに、植民地の作家や思想家にとってヘーゲルはどんな存在だったかというと、「自分たちを「歴史なき民」にした人だ」という認識が強い。いわゆる、進歩史観ですね。ある種の文明論の中で、「自分たちの文化は常に停滞したところにある」という意識を強く刻みつけられた。このため、植民地の作家や思想家はヘーゲルの弁証法的な仕掛けからどのように出ていくか、という課題を引き受けざるを得なかった。(引用)
やっぱりヘーゲル、ムカつく笑。
https://www.ibunsha.co.jp/contents/sakai_nakamura_hirata01/