農家の平均年齢だけでなく、就業者数の年齢階級別分布グラフを表示してみると、現状のそら恐ろしさがよくわかると思います。(農水省の資料には掲載されています。)
米不足は一過性のものではなく、今後の長期的トレンドになるというのは、グラフを見れば誰でも容易に理解できそうなものですが、それを認めると、農水省は農業政策の失敗を認めることになり、政治家は票を失うために、ダンマリを決め込んでいるのでしょうが、いつものことながら、願望ではなく、きちんとデータに基づいて現状を理解するべきだと思います。
「農水省によると、日本の農家の平均年齢は68.7歳。10年ほど前には30戸以上あった周辺の農家は10戸を切った。このままではコメ作りのために必要な水を引くための水路を維持するのもままならなくなる。」
令和の米騒動、価格高騰の裏で 「時給10円」生産現場からの悲鳴
https://www.asahi.com/articles/ASSDQ2H1SSDQUTIL023M.html