成長も反共も男性優位も衰退…「地位の脅威」という導火線【寄稿】
https://japan.hani.co.kr/arti/opinion/52413.html
"だがバーテルス教授は、もう一つの誤解も批判する。反移民感情というものも、移民の多さのせいで発生しているわけではないということだ。ドイツやスウェーデンのように移民が大量流入した国では、むしろ移民に対する友好的世論が強く、2015年にはじまった欧州の難民危機にもあまり影響を受けなかった。一方、ハンガリーやポーランドは移民をほとんど受け入れていないため、移民の割合が相対的に非常に低かったにもかかわらず、反移民感情が激化した。なぜこのような違いが生じたのだろうか。答えはその国の政府や特定の政治勢力が移民を政治的いけにえにしたか、そうでないかにあった。まず世論が形成され、政治指導者たちがそれに反応したのではなく、彼らが世論形成を主導したということだ"