30歳代後半の時、校長に呼ばれて何の話だろうと思って校長室に行くと、
「A先生には教務主任をやってもらおうと思う。B先生は生徒指導主事かな。」
「あ、そうですか」
「短期育児休暇を取って、朝と夕方にいない君にはやってもらう仕事はないな」
はー?という感じで、こいつそれだけ言うために俺を呼んだのかと頭に血が上ったが、
「僕は生徒会をやります!」
と言い放って出てきた。
今の時代なら完全にセクハラ、パワハラで教育委員会からの指導案件だが、30年近く前はこういうのが普通だった。
その時、僕は先輩から「次の学年主任は君にやってほしい」と言われていた。でも校長は「まだ君より年上でやっていない教員がいるから、それからだ」と言っていた。
本来、学年主任はその学年の教員で互選するものだ。もう30年ほど前から校長が任命するものに変わってしまったけど。
こんな職場環境で若手が育つはずがない。若手を育てるノウハウがないまま、今の40、50歳代がほとんどいないといういびつな年齢構成の中で、学年主任を20,30歳代の若手にヘルプなく任せ、若い人がしんどくなっている。
学校運営の構造的な問題だと思う。
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とねぢ @Minoh-don(piano.piano) (toneji@minohdon.jp)'s status on Friday, 14-Feb-2025 01:56:57 JST とねぢ @Minoh-don(piano.piano)