三浦瑠麗が「民主主義が広がるのは無条件によいとは思わない」という痴れ言を語っている毎日のinterview、全文ネットで公開してくれている人がいた。
ここで三浦氏は、まず韓国を日本と比較して、「民主主義の後進国」と位置付けた上で、問題の本質は体制ではなく、背景にある「精神文化」だと仰る。
そしてまず挙げるのが、日本の戦前の「家制度」。これが戦後解体され、「嫁」が消滅、結果、「ワーキングマザー」という苦境が出現したと三浦氏は云ふ。
この前段と後段には、因果関係どころか何の相関関係もない。要するに三浦氏は日本会議の主張する「家制度復活」の援護射撃をしているに過ぎない。
側面援護という点では、兵庫県知事選における斎藤擁護のレトリックも崩していない。
何はともあれ、安倍だけは擁護するスタイルといい、全国メディア復活を賭けて、いよいよ「闇の勢力」との直接的な連携、の賭けに出た、という感じがする。
とは言え、フジテレビの松本某の番組で「スリーパー・セル」発言」をしながらのうのうとメディアに出続けていたのだから、すでに連携は始まっていたのだろう。これは安倍と統一教会の関係と相似。
ところで、インタビュアーの方も安倍派の番記者上がりというから、鈴木英生と並んで「毎日」もどうしようもない。 [参照]