ドイツの「イスラエル/ユダヤ問題」(とあえて言ってしまうけれど)が難しいのはここ。
保守CDU党が極右AfD党の協力を得て、EU法と相入れない反難民決議案を通した。これを非難した、左翼党や緑の党を、極右AfDがホロコーストの慰霊を選挙運動の道具にしていると批判。ホロコーストから学ぶならよりナショナリズムに舵を切り、難民を減らすべきと発言。歴史から学ぶなら「反ユダヤ的なウイルスを街に運び込む人たち(難民)を我々の国に入れないように」
人種差別者に言われたくないわ、と思うけれど、
ドイツの中で人種差別=ナチスで理解がストップしていて、人種差別ということの本質が本気で学ばれてこなかったのではないか、と前から少し気になっていた(特に自分がアジア人差別を他人に指摘した際「私はナチじゃない」と反応された時に)
人種差別=ナチス=反ユダヤ(イスラエル)的なものは何でもかんでもダメ、→という思考停止を、反イスラム(人種差別)の極右政党だのに利用されている。2022年にドクメンタの記事を書いた時、これを強く実感した。
https://www.ardmediathek.de/video/rbb24-abendschau/rbb24-abendschau-vom-30-01-2025/rbb/Y3JpZDovL3JiYl9mNWU4ZTU4Yy1hZWY0LTQzZmItYWM0Ny1mMGQ2YjBjYTQxMzFfcHVibGljYXRpb24
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