例えば地震や噴火など自然災害が起きる前には予兆というものがある。 地震雲が出ていたり、鳥の鳴き声が普段より騒がしかったり、猫がやたらと家の外に出たがったり。 そしてそういう普段と少しだけ異なるものはとても気付きにくく、後になってからあの時そういえば変な雲が出てたとかカラスの様子が変だったとか猫に引っ掻かれた、と思い出して腑に落ちることが多い。それだけ私たちの普段の生活というものは忙しく些細な変化は見落としやすい。 今になって思い出してみると私にもそういう「あ〜そういえば」という予兆はあり、そしてその予兆は小さ過ぎたし私は自分の健康を過信していた。 私は同じ枕をもう2年くらい気に入っ