ミクツーの読書コミュニティで
「あまり政治思想の強いもの(本)はお控えください」
とあり鼻白む。蒼象に来る人の中には同じ感覚をあちこちで感じた人は多いだろう。
そもそも「政治思想の強弱」とは何を持ってするのか。この世には主張されること自体が反発を受ける思想というのは確かにある。例えば極端なアナーキズムや明らかなファシズム、人種差別思想はそうであるだろう。
しかしそれらは「政治思想の強弱」ではない。強い弱いではなく、方向が間違っていると思われる思想であり、それは言論で反駁されるべきであり、それでも排除できない「危険性」があるとモデレーターが判断すれば、banもあり得るだろう。が、それは「強弱」ではない。