トランプ政権の国防長官予定者は、女性への性的暴行疑惑のある、「反中派」のヘグゼス。
上院の公聴会では改めて中国包囲網の必要性を訴えたが、「同盟の対象」として挙げたASEANに「韓国、日本、オーストラリア」を挙げるなど国際情勢に関する無知を改めて露呈。こんな男が国防長官とは危なくてしょうがないが、実は米エリートのアジア認識はだいたい「こんなもの」。
一方、ここでも何度か批判している毎日新聞の鈴木英生という記者は、ついにここにきて「HANADA」元編集者を「取材」する態で、「戦後の東京裁判史観と自虐史観」を貶めるに至った。https://mainichi.jp/articles/20250115/k00/00m/040/038000c
ここでは、あくまで自らは「極右」ではないことを装いつつ、「戦後左翼」・「平和主義」という「権力」が「右翼少女」を爆誕させたなどと書いている。これでは「朝日新聞という権力と闘う」と叫んだ安倍晋三と全く同じレトリックである。
この鈴木という男は、現在明治学院教授で「自由民主主義体制のための国防軍」の必要性を叫んでいる石原俊と京大時代からの盟友で共に浅田彰の弟子である。
この手の連中は、東アジア情勢など何も知らないくせに、事あらば「台湾有事」を唱え、無知が暴露されそうになると、「左翼」に抑圧された「少女」をダシに逃げを打つのである。