芸人の松本とか中居が若い女性を罠にはめてレイプする背景にテレビ局の権力構造があることがあからさまになりつつあるが、同様に権力勾配を利用して性暴力を行使したのはTBSのワシントン支局長であった山口敬之である。より深刻なのはジャニー喜多川であるが、長い目で見れば、テレビの時代の末期に起きた複数の事件である。テレビの権力が弱体化しなければ相変わらず続いていたのであろう。