機運の醸成は奏功していない。三菱総合研究所が昨秋、インターネットで実施した万博の来場意向調査では、「行きたい」と答えた人が昨春の前回調査から3ポイント減って24%。地域別では京阪神圏が36・3%と最も高かったが、前回からは7・2ポイント減と深刻だ。
背景には、前売り券の購入手続きの煩雑さに加え、展示内容の「中身」が見えないことがある。
万博協会は展示内容のPRは各国任せの立場だが、1月13日からパビリオンの来場予約が本格化。吉村知事は各国に展示内容を出し惜しみせず、積極的にPRするよう呼び掛けている。予約制を取るか否かも各国の判断に委ねられており、現状は10カ国の採用にとどまっている。
関西万博入場券、売れ行き目標の半分 開幕3カ月前も「口コミ」頼み | 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20250112/k00/00m/040/187000c