政治部記者にしばしば見られる、自分をプレイヤーと勘違いして為政者側として振る舞うのは、渡邉恒雄氏がロールモデルだったのですね。
自分は選挙という有権者からの信任(リスク)をとらないで、国民生活に直結する政治を裏側から動かすのは、反民主主義的な動きですから、指弾されて然るべきですし、それを当然としてきた政治部カルチャーについては反省すべきだと思います。
「政治家に食い込み、信頼させ、影響力まで行使したという意味では、渡辺氏は政治記者として卓越していた。一方で、ジャーナリズムの役割は権力監視だ。その意味で、権力と一体化し、プレーヤーとして振る舞った渡辺氏をまねたいとは思わない。」
(2025 政治の行方は:下)渡辺恒雄氏の功罪、安倍氏との会食、ジャーナリズムhttps://www.asahi.com/articles/DA3S16122301.html