【2/2】「信じられない思いで絶望した」「家族に仕送りできない。なぜもっと早く破産を教えてくれなかったのか」。年の瀬に突如持ち上がったエルピースタッフ経営危機の情報は、瞬く間に県内外国人社会に広がった。将来が不安な元社員は悲痛な声を上げている。
破産管財人選任後に行われる国による賃金立て替え払いの時期は未定だ。失業保険の受給申請に必要な離職票を受け取ることができていない人も多く、焦りが募っている。県西部に住むブラジル出身の40代女性は「会社が勧める移籍先に行く気はない。早く離職票とお金だけ出して」と求めた。ベトナム人の30代男性は「1月末に支払われる予定の12月分賃金も支払われないと聞いている。50万円以上のお金がないと生活は苦しい」とこぼした。
折しも1月下旬~2月上旬は、ベトナムで物入りな旧正月(テト)の時期。県東部の40代ベトナム人男性は「母国の家族に贈り物をしたいけれども、それどころではない」と嘆いた。
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S@凸 (satotsu@toot.blue)'s status on Tuesday, 07-Jan-2025 13:20:03 JSTS@凸