この記事もそうなのですが、福島民報の論調は、いつのまにか復興の目的が、「住民の生活再建」「地域の再建」ではなく、「自治体の存続」に置き換わっているんですよね。
どうして、なにがなんでもそこまで「自治体」を存続させなくてはならないのか、理解に苦しむところが大きいです。
地域の人たちが「自分たちの地域を残したい」というのはすごくわかります。そこに自分たちの痕跡や記憶、すべてがあるわけですから。
でも、住民を全部入れ替えてでも、街の形を再開発で完膚なきまで変えてしまってでも「自治体」を残したい、という感覚はよくわかりません。
県庁や県政も同じ感覚なのだと思いますが、どうしてそうなるのでしょうか。
「元々の住民を戻すだけでは自治体として存続していくのは難しい」
https://news.yahoo.co.jp/articles/56dac0ce031042f155d08b7cddf84e5a0a92b966