「・・・中国政府から迫害される恐れがあるとして来日した父娘だったが、そのまま入管施設に収容され、病気があった父親は収容中に死亡し、娘の難民申請も認められなかった。
父親の死亡は収容中に適切な医療を受けられなかったのが原因だとして、娘は日本政府に損害賠償を求めて裁判を起こしたが、大阪地裁は12日、請求を棄却した。・・・」
「・・・娘(44)と父(享年67)は、中国政府が認めていない宗教の信者だ。娘は中国で、信仰に加えて土地をめぐる問題で政府に繰り返し陳情したことで、政府や非公式の組織から何度も拘束や暴行を受け、国外へ逃げる機会をうかがっていたという。・・・」