「砂時計」、光州事件後のあたりであるが、ここで登場する「三清(サムチョン)教育隊」なる全斗煥=チョン・ドファン軍事政権による暴力団および反体制運動家の虐待施設(軍組織の一部であった)をはじめて知った。
引用:「全斗煥新軍部勢力は1980年8月、不良勢力の掃討を大義名分として「三清計画5号」を実施し、3万9742人を三清教育隊に入所させた。入所対象者の中には「全斗煥を誹謗した者、または虚偽事実の流布者」や「5・18デマ流布者」も含まれていた。A級は監獄に送り、D級は訓戒処分とした。しかし、B、C級と判定された人は全国25の部隊に分けられて収容され、4週間の順化教育を受けた。」
https://japan.hani.co.kr/arti/politics/40010.html
引用「入隊者は「滅共棒」と称する丸太を担がされるなど、様々な肉体的・精神的虐待を受けた。この際に54人の死者を出したという。また、後遺症による死者も397名、精神障害を負った者は2,678名に上った」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E6%B8%85%E6%95%99%E8%82%B2%E9%9A%8A