スーパーに迷い込んだ秋田のクマ、食品がところせましと積み上がった店内で、手当たり次第に食べ物をつぎつぎにむさぼり食いながら、「こんな天国があったとは!」とさぞかし驚き喜び、目を丸くしただろうなあ、と思う。どこか、宮沢賢治っぽい話なのである。