サッカー試合後の暴行事件が波紋 矛先は移民に、政権からは辞任者も
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《アムステルダム市は11日、警察の捜査やSNSに投稿された動画などをもとに、試合前日からマッカビのサポーターが街に掲げられたパレスチナ旗を破って燃やしたり、反アラブ的な言葉を繰り返したりするなどしていたとの報告書を公表した。事件前から、パレスチナを支持する人たちとの間で緊張が高まっていたといい、逮捕者のうち10人はイスラエルに住んでいたことも明らかにしている。》
《ニュースサイトのポリティコによると、PVV(自由党。極右)のウィルダース党首は今回の事件について、モロッコ出身の移民らが起こしたと主張し、送還にまで言及。連立を組む4党のうち3党が同調しているという。
こうした状況に、モロッコからオランダに渡った移民の財務副大臣ノラ・アチャバル氏は15日、「もはや職責を果たすことができなくなった」として辞任を表明。政権の姿勢への抗議と受け止められている。》