兵庫県知事選挙は、「話題の中心が斎藤元彦」になったことも斎藤氏が勝った要因の一つだと思います。「斎藤元彦アリかナシか」という構図なら、「斎藤さんは何と戦っているのか」という情報を流通させることにより、「斎藤さん悪くない」「斎藤さんいい人」「むしろ悪いのは向こう」と思わせて勝つことができます。
稲村さんを勝たせたいはずの人たちの発信において、稲村さんの影が薄くなってしまっていなかったか振り返りが必要でしょう。反斎藤のメッセージに稲村さんのハッシュタグをつけるだけでは稲村さんの宣伝として効果的ではありません。
稲村さんは何と戦ってきたのかなど、稲村さんを強く肯定的に印象付ける発信、稲村さん良いなと思ってもらえる発信をもう少し分厚くできたらよかったなと反省しています。