24時間無料で読めるようにしました。
この記事にも書かれていますが、客観的指標で見れば、アメリカの経済は好調以外のなにものでもないのですが、人々の主観指標はそれとはまったく異なり、経済は極めて悪い、ということになっています。
その不思議については、以前から指摘されていたのですが、これが今回の選挙結果の影響していない、と考える方が難しいと思います。
ざっくりといえば、もともと経済格差と移民による大きな分断で社会が、イデオロギー面含めて、まっぷたつに割れているところに、主観的不況が上乗せされた、と考えるのが妥当ではないかという気がしています。
「6月の英紙の世論調査では、米国人の半分以上が経済情勢を「不況」と回答した。米CBSによる大統領選の出口調査でも、3人に2人が米経済の現状を「悪い」と答え、その多くがトランプ氏に投票した。」
体感経済、落差 米指標が好調、「軟着陸」へ連続利下げ 物価高は苦難、トランプ氏選んだ国民
https://digital.asahi.com/articles/DA3S16079713.html?ptoken=01JC7127XY7ZSD1TBEEWJ9K3C4