ジャーナリズム終焉の気配は日本だけでない。LAT紙オーナーが、編集部のハリス氏推薦をブロック。
ロサンゼルス・タイムズの論説担当編集長が辞任。理由は、大統領選挙で民主党ハリス候補を推薦する編集委員会の決定をオーナーに拒否されたため。
2018年に経営危機だった同紙を買収したオーナー、Patrick Soon-Shiong氏は、イーロン・マスク氏を含むトランプ支持の投資関係業界の富裕層に近いと言われる。
共和党のニクソン大統領の不祥事による辞任後、過去何10年にもわたり民主党候補を推薦してきた。2016年、ハリス氏が連邦上院議員に出馬したときも推薦していた。
日本でも「TV出演者」が視聴者に選挙で白票を薦めるということがあったらしいが、米国のジャーナリズムも同様に、危うくなってきている。