2024年のノーベル文学賞は韓国人の作家ハン・ガンでしたね。社会の問題に切り込んだ作品を発表していて、アジア、女性、韓国語で作品を発表しているなど、蓋を開けてみれば確かにありそうだなと。まだ若いのでと無意識のうちに受賞するかもしれない予想から除外していた。
韓国人としてノーベル文学賞は初、アジアで女性が受賞するのも初のことなのでよかったなと。これで残雪と村上春樹の受賞の可能性は限りなく低くなったかな。ていうか、もう村上春樹はノミネートすらされてないのではないかとすら私は疑っている。そのことを知るためにあと50年長生きしたいなと今日は仕事帰りに考えていたのだけど、仮にそれまで生きていたとしてもそんなこと忘れて興味を失っているかもうろくしていて情報に触れてもそれをそれとして理解できないんじゃないかなと。
さあ、来年1月の文学カフェはハン・ガンの作品で開催する予定だけど、どの作品を取り上げることになるだろうか。
あと、漫画家への授与も早くお願いします、スウェーデン・アカデミーさん。