袴田さん弁護団、検事総長談話に抗議 「名誉毀損になりかねない」
https://www.asahi.com/articles/ASSBB3QDLSBBUTPB00BM.html
《8日に出された総長談話は、無罪判決を「多くの問題を含む到底承服できないもの」としながら、袴田さんが「長期間にわたり法的地位が不安定な状況に置かれてきた」ことから控訴を断念した、と記していた。
弁護団は、静岡市内で開いた会見で「控訴はやめておくが、袴田さんを冤罪(えんざい)とは考えていないということ」と訴えた。弁護団の小川秀世事務局長は「無罪になった人を犯人扱いして名誉毀損になった判例が実際にある。検事総長がそうした内容を談話で発表したことは重大な問題。無罪判決への批判はまったく誤りだ」と語気を強めた。》