日本の敗戦から間もない1945年10月、朝鮮半島を目指していた引き揚げ船が壱岐・芦辺港で遭難し、亡くなった人たちの遺骨が、港近くにある天徳寺(西谷徳道住職)に納められている。身元が分からず、管理する厚生労働省が同寺に預けているが、韓国への返還に向けた政府間の動きは進んでいない。同寺は慰霊をきっかけに韓国・慶州の寺と20年以上にわたって交流。日韓の僧侶らは「遺骨返還が実現すれば、日韓関係改善のシンボルになる」と声をそろえる。28日には西谷住職らが慶州を訪ね、合同慰霊祭を開く。
戦後に遭難…朝鮮半島への引き揚げ船 長崎・壱岐の寺が犠牲者を供養、遺骨の返還目指す日韓の僧侶ら | 長崎新聞
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