記録のためメモ。
2024年9月20日、QualcommがIntelの買収を打診中とWSJが報じた。
https://wsj.com/business/deals/qualcomm-approached-intel-about-a-takeover-in-recent-days-fa114f9d
Intelの時価総額は900億ドル。2020年には2900億ドルだった。2024年に株価は60%下落。2Qに16億ドルの赤字を出し、2025年に100億ドル以上のコスト削減を計画中だった。Intelは数千人の従業員の解雇や配当金支払い停止などを予定していた。
一方でQualcomm の時価総額は1850億ドル。2024年に入ってから17%上昇。
Intel買収が成立すれば、テクノロジー史上最大のM&Aになるとみられる。ただしまだ決定ではない。反トラスト法により物言いがつく可能性もある。
Intelは3年前にファウンドリ事業を開始(製造部門を外部に開放)したが、この部門は赤字続きだ。
雑感:
長い間、Intelは最強の半導体メーカーだったが、ここ数年で状況が変化。スマートフォンとARMアーキテクチャの台頭、さらに製造技術で台湾TSMCに遅れを取ったことが響いた。無常を感じる。