中国には日帝の轍(全体主義、軍国主義、植民地主義)を踏んでほしくなかったのでこれを考えるとけっこう辛いのだけど、「国際社会の中で、軍事的経済的に食われるより食う側に回らなければならない」という論理は国家方針として通底してしまっていると思う。
これは中国一国の問題だけではなく、むしろ国際関係の中で軍事的経済的に長らく食われる側に回されてきたことから来るものだろうから、これには"先進諸国"の経済的地盤の恩恵を受けてきた存在全てに間接的な責任がなくもないように考えているし、この方針は多かれ少なかれどの政府にも共通し、ナショナリズムが市民社会に悪影響を及ぼしあっている。
そのため、中国のことを考えるときには反軍国主義、反国粋主義、経済的搾取に基づく現状の国際的な金融システムへの批判、反・反共がセットであるべきだし、見るべきは中国国内で草の根から働きかけ続けてきた市民運動や労働運動の状況なのではないかと思っているんですよね。
高福祉社会になってほしい。
Embed Notice
HTML Code
Corresponding Notice
- Embed this notice
Salamander(JP) (salamander_k@mastodon.social)'s status on Saturday, 21-Sep-2024 05:22:34 JSTSalamander(JP)