https://www.jcp.or.jp/akahata/aik23/2023-07-12/2023071212_01_0.html
> 家族農業を柱にアグロエコロジーで大増産を
> 中山間地などで耕作放棄地も増えており、法人化・大規模化だけでは対応できない
篠原信『そのとき、日本は何人養える?』(https://shop.ruralnet.or.jp/b_no=05_25954776/)
近い将来に予想される食糧危機は、同時に、化石燃料が思うように使えないというエネルギー危機でもあるので、在来農法では対応できない。なぜなら、20世紀以降の食糧大量生産を支えた在来農法は、化学肥料、農薬、農業機械に依存するものだが、それらは全て化石燃料に依存するからだ。
先日、村の先輩にそういう話をしてみたが、反応は鈍かった。トラクターを動かす軽油が入手できない日が来るかもしれないとは、想像も出来ないようであった。
しかし、私たちは否応なく自然農法に復帰せざるを得ないだろう。今はまだ在来農法の方が自然農法よりコストが低いが、あっと言う間に逆転すると思う。