搾取すること、搾取されることに敏感になり、そうした悪に抗おうとしても、われわれが持つ抵抗の道具は結局、「適切な対価を払うべし」という経済活動のそれにすぎず、金を払う・受け取る以外のやり方で、なにかの活動の合意をとりつけるというのが、市場の外ですら、はばかられるようになっている