イスラム教徒の運転手、田畑ダニエレさん(44)が、頭髪を隠すスカーフ「ヒジャブ」を身に着けて名古屋市を中心にタクシーを走らせている。同市など17市町村の「名古屋交通圏」でヒジャブ着用の運転手は唯一とみられ、「イスラム教への偏見をなくしたい」という思いを胸に、2月から活躍中だ。
タクシー業界はコロナ禍で激減した運転手や客数が回復傾向にある。訪日客の増加も見込まれ、日本語やポルトガル語など4言語を操る田畑さんは貴重な人材。(田畑さんを雇用したタクシー会社)は他にも韓国や中国籍などの運転手を採用し、(同社の)管理部長は「外国人客対応が重要となっており、管理職に外国人を起用するなどもっと環境を整えたい」と意気込む。
ヒジャブ着用のタクシー運転手、名古屋走る 「イスラム教の偏見なくしたい」思い胸に|47NEWS(よんななニュース)
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