午前8時45分、全裸成人男性は冷や汗を垂らした。
「うーん。うんちが硬い。」
ここはトイレ。いつものように洋式便座でスマホでMisskeyを開きつつ力むというマルチタスクを発揮していたが、その日はいつもと少し違っていた。
そう。うんちが硬いのである。
「このまま出したら肛門に負担がかかって切れ痔になってしまう。かといって、うんちの第一陣は肛門を今すぐにでも通過しそうでキャンセルが間に合わない。どうしたらいいんだ。」
前進、あるのみである。
全裸成人男性は全身を汗だくにし震えながら覚悟を決めた。
「ヴッ」
メリメリメリ
全裸成人男性の肛門を硬いうんちが通過する。まるで紙やすりで肛門の皺を擦られているようだ。
時間にして30秒ほど。しかし全裸成人男性にとっては無限にも思えるほどの時間が経過した。
「ふう。今日はこんなものか。」
どうやら一命は取り留めたらしい。
時刻は8時50分。出勤の時間だ。
全裸成人男性はお尻を拭き、水を流し、手を洗い、仕事に向かった。
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なっかあ (nakkaa@misskey.7ka.org)'s status on Friday, 23-Aug-2024 19:41:59 JSTなっかあ