移民について私が素朴に信じていることは、「来てくれるうちが華なんだから、受け入れ態勢を整えよう」ということです。とりわけ日本の近現代史を学び、近代になっての初っ端から、現代になってかなりの時代まで、移民を送り出す側だった国であった、我が国の歴史を振り返ると、痛切に思うのです。