スポーツやってると「生まれ持ったものの差」に対する腹立ちやら嫉妬やらは日常茶飯事なんだけど(「あんな大きい奴に勝てるかよ」「あれだけ足が速ければな......」とか)、そこに「差別したい者」が乗っかってこれちゃうのがスポーツ界におけるトランス“問題"なんですよね。選手当人らはふだんやってる「背の高さ」「足の速さ」とかへの愚痴くらいの感覚で言及していても、差別したい者らはそれを利用できてしまう。
そして選手たち(少なくともトップレベルでやってる者ら)は、そんな「生まれ持ったものの差」による「不公平さ」なんてものは織り込み済みで、だからこそ日々練習をしてそれを乗り越えようとしている(がゆえに愚痴も言いたくなる)。つまり余計なお世話だから黙っているのが吉。ナンオブユアビジネス。