ネタニヤフの米国議会での演説を観てました。Bernie Sanders氏や Alexandria Ocasio-Cortez (AOC)氏を始め、民主党革新派の多くがボイコットしています。演説は予想どおり、米国の武器援助への感謝、ハマス非難に終始し、黒人IDF兵士を連れてきて褒めたたえるなど、メディア効果を狙ったヘドが出そうになるものでした。
ハリス氏に戻りますが、今回のガザ侵攻で、反イスラエルとみられる立場をとれないのは、民主党、共和党どちらもです。
米国では黒人やヒスパニック、アジア系に対する差別と比べ、ユダヤ人批判、差別的発言は比べられないほど厳しい仕打ちが待ってます。メル・ギブソンが反ユダヤ発言で芸能界から追放されたのを覚えてますか?
確かにハリス氏に(100歩譲って人道的立場という前提としても)親パレスチナ的姿勢を見せてほしいのですが、それが彼女の当選の可能性をなくすなら、大統領選挙では争点や公約のひとつとせず、選挙後まで待つのが得策でしょう。
トランプとハリス、どっちがパレスチナの人々にとって 「Less Evil」かいう選択ですが。