ドラマを見てた時だったかな、虐待を受けた子がその時の記憶を無くすかもという描写があって、それを知った大人が「この子は強いの、そんなに弱い子じゃない」って言ってたのね。
"弱い"かあ…そういう捉え方もあるかもなあ…なんてぼんやり考えてた。
自分は幼少期の記憶がない。周りがするその頃の話を「ほほう」と聞いているだけだ。10代以降の記憶はそれなりにあるがそれより前の記憶はほぼない。
まあ精神科医から「君は子供の頃の記憶を消しちゃってるんだ。そうしないと生きて行けなかったんだね。生きるために消した。思い出せる子供の頃の記憶は生きられるように後から繋ぎ合わせたものだから信用しない方がいい」と言われたから専門家のお墨付き「解離性健忘」というやつだ。
でもさ、"逃げるは恥だが役に立つ"ってドラマでもあったじゃん。おかげで生き延びたんだ。生きるために記憶を消して、そして生き延びた。充分じゃね?だから自分は弱かったとは思ってない。頑張ったんだよ、生きるために。
そりゃ問題なく記憶を持てた人からは想像しにくいかもしれないけどさ、まあ頑張ったよ。よく頑張った、小さい自分。
そう思ってるよ。
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