40〜50代男性は、相対的剥奪感がもっとも強い社会階層だとは思いますが(男性のなかでも、勝ち組・負け組の格差が明確にあらわれてくる世代)、それを世の中全体をよくなる方向(たとえば格差をなくそうとか)を志向しないで、自分の地位を脅かす対象をたたく方向へ走るのは、余裕のなさというだけでなく、考えることの芯の弱さみたいなものが出ているのかもしれません。
大きな視野で考えたときに、格差社会は、社会そのものを揺るがすのは明らかなので、より少ない方へ向かうのが民主主義社会では、ベストソリューションだと私は思うのですが。
独裁国家や封建制を目指すなら、別の答えになると思います。